ドイツでは今のところ数の少ないメガモールの一つ、オーバーハウゼンの”CentrO”内の円形軽食場のコンセプトとデザインが福岡のトリアス久山のそれとほとんど同じな件。

そして、このモールの至るところにあるシティバンク特製デザインのATMがもうこのモールの存在理由を雄弁に語っていると思う。

けど、やっぱヨーロッパだなと思ったのはこんな巨大なモール(と付随するアミューズメントパークなどの施設)を街の中心近くの広大な工場跡地の再開発と一体で建てているところ。工場がなぜ移転したのか、あるいは移転する必要があったのかというのもとても重要なところだけれど、ここでは調べるのもめんどいし割愛。

そのために、中央駅から、この新市街を通って隣町まで路面電車とバスのための専用線を引いたりとか(これは比較的少ない投資で、便数を増やし所要時間を減らせる有用な選択肢だと思う。少なくともモノレールなんかよりはるかに。)、そのモールと駅の間を広い広場にして(もちろん車は入れない)、付近は広大なコンセプト緑地、駅は連合軍の爆撃で瓦礫の山になったこの地域をモチーフとしたデザインとか、モールは日本やアメリカ、そして多分万国共通の味なのとは好対照をなしている。なぜヨーロッパがそうなのか、なぜヨーロッパにはそれが出来るのかはとても重要なところだけれど、ここでは調べるのもめんどいし割愛。アメとムチのアメの品質がいいという問題なのかもしれない。

いいか悪いかは別として良くできてる。

が、ドイツももうダメだな。最近モールの建設ラッシュだし、なんか高層ビルはどんどん増えてるし、独立系の商店は急速に淘汰されてきてるし、一部の企業の優遇はますます過激になる一方だし、金融がぺんぺん草もむしり取っていくし、EUは商売優先だし、中間層から貧困層の賃金下落に連動するようにデフレぎみだし(インフレの筆頭は公共料金や学費、インフラに対する費用)。日本のように社会が金がすべての形に再編されているのをライブで見てるようなものだ。にもかかわらず金がない人たちが増加中なんだからこれは資本主義マニア垂涎のマゾ社会の出現ですね。
以前のエントリ

ドイツでゴキブリを見かける日もまもなくだな、こりゃ。



なんて書きましたが、ついに見ましたよ。



きったねぇ電車のトイレの床の上で干からびて死んでました。
温暖化の影響とは言いませんが。アーメン
ここ数日暑い日が続いている、といっても無茶苦茶な国土開発の結果ヒートアイランド列島で湿度80%の中、スーツ着せられて昼寝も出来ず仕事させられる日本ほどじゃないけど、それでも30度近く。

一昨日は28度ほど、で、喉が乾いてしょうがなかった。汗も滲む。とても不快だ。
昨日は29度ほど、でやはり、喉が乾いてしょうがなかった。汗も滲む。もっと不快だ

今日はその中でも特に暑い30度超えに見舞われているんだけど、なぜかここ2日間より暑さを感じないし、動き回らない限りまったく汗もかかない。体感的には昨日までよりむしろ涼しく感じる。部屋の体温計は30.6度を記録しているんだけどね。多分湿度が低くて風が靡いてるんだな。

明日からは連日雨で気温も20度台前半だそうだが、さてどうなることか。
ドイツ南西部、フランスとスイスの国境に近いところにMüllheim(あるいはMuellheim ミュルハイム=ゴミの里)という街がある。まるで日本の貝塚のようなこの手の妙ちくりんな名前はドイツじゃ別に珍しくもないわけだが、そのあほぼ西20kmほどのところにフランスの街Mulhouse(ムルハウスか?フランス語分からんが)がある。

おもしろいな。
フランス側のこの地域一体はアルザス地方と呼ばれていて、スイスから流れてきているライン川を境に東がドイツ、西がフランス領となっている。フランス側に入ってからも主に語尾heimとついたドイツ風の名前の街が続く、歴史的にドイツの文化圏の土地であるのは有名な話。ザールラント、ラインラントなど、ドイツとフランス語圏の国境沿いはこういうふうに混ざっているのはここだけの話ではないが。川沿い数kmに位置する街は上記のようになんとかheimとついてることが多いのだけど、それより西側、あるいはもっと川沿いでも地域の中心的な役割を持つ街たちはフランス風の名前に改名されいる(あるいはもとからそうだったのかも)。

Mulhouseのまわりの街はRiedisheim, Rixheim, Saumheim, Baidersheim, Habsheim, ZimmersheimなどHeimだらけ。この地方以外じゃあまり見かけない名前ばかりだが、とにかくHeimのつかない街が近隣に一つもない。MulhouseももともとMüllheim / Muellheimがおフランスのプライドにかけて改名されたものなのかも。

ちなみにこのミュルハイムのすぐ上、北北西10km弱のライン川沿、フランス側に位置する街Fessenheimには88万Kwの加圧水型原子炉2基を要する原子力発電所がある。大規模に放射能をばら撒く事故が起これば川向こうのドイツはおろか、スイスも人が住めなくなるだろうが、それはまずないとしても、普段からドイツにそれなりの放射能をばら撒き、国際河川、ライン川にあまり安全ではない熱湯を日々注いでいるのは疑いない。どうせジャガイモしか食わないドイツ人だから芽が出なくなってちょうどいいとでも思ってるのだろうか。もっとも、ドイツも数は少ないけどフランスとの国境近くに立ててるんだからお互いさまだけど。

ヨーロッパは環境先進国とか反原発政策も活発とか言うけど、世界の原発銀座はヨーロッパな故の反原発ですぜ。それにドイツは再びやってきた原発リバイバルブームの流れに乗る気だし、お隣のフランスは原発フェチだし。



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